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2009年9月12日 (土)

コーヒーの巨匠たち

十数年前のこと、友達に連れられて、両国にあるコーヒー屋に足繁く通ったことがある。

そこには、宇野さんというおじいさんがいて、コーヒーのあれこれを基本から教えてくれた。

宇野さんはコーヒー業界では、ちょっとした有名人で、業界紙にも寄稿してるような人だったらしいが、詳しいことはしらない。

とにかく、宇野さんが焙煎して、飲ませてくれるコーヒーは今まで自分が知っていたコーヒーとは全く違う飲み物で、それまでコーヒーなど美味いと思ったことのなかった私が、それ以来大のコーヒー好きになった。

最近、風の便りでその宇野さんも亡くなったと聞いた。

事情があって、宇野さんの所に行かなくなって、宇野さんがいれてくれたようなコーヒーを探していたら、数年前に日本堤(山谷)のバッハというコーヒー屋に出会い、その味に魅せられて、たまに足を運ぶようになった。

このまえ、たまたま吉祥寺のブックオフで嶋中労「コーヒーに憑かれた男たち」中公文庫があったので、買って読んでみるとめっぽう面白い本だった。

御三家のひとりとして、バッハの代表田口さんのことも紹介してあるが、マニアックな内容で、途中で飽きるかもしれないと思ったのに、一気に読んでしまった。

この著者の取材力と筆力には舌を巻く。

コーヒーを通して、その向こうにいる人間を描く筆致が見事だ。

そして、この本は身近なコーヒーを通して文明批評という地点まで到達している。

ああ、おいしいコーヒーが飲みたい。

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