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2009年8月 2日 (日)

関西のタウン誌にやられた。

吉祥寺の本屋で「東京の手仕事」書いてあるムックが平積みになっている。

どうせ出てくるのは中野・杉並や吉祥寺あたりの中央線沿線のショップの紹介だろうと思って、さしたる期待もせずに手にとってみると、誌面に不思議な空気が漂っている。

巻頭特集が御徒町あたりの台東区の若い職人の店で、そのあとも東京のイースト・サイドの紹介が続く。

驚いたのは北千住の「酒屋の酒場」が載っていること。

北千住駅から4号国道を越えた先にある「酒屋の酒場」は、友人の小田健人が連れて行ってくれた地元民のための店で、いくら安くて旨い店といっても、関西の人が知っていること自体驚き。ましてや「酒屋の酒場」が金を払って雑誌掲載を依頼するはずがない。

このムックはなんか変だぞと思ったら、なんと関西の京阪神エルマガジン社という出版社が出している「ミーツ・リージョナル」という雑誌の別冊だ。

東京の出版社じゃあ、本来山の手に位置する谷中・根津・千駄木あたりをまるで代表的な下町のように紹介して、「いせ辰」の千代紙かなんか載せて、終わりだもんね。

などと毒づきたくなる雑誌が横行するなかで、関西の出版社にやられちゃったと思った。

すると、今朝の朝日新聞朝刊で江弘毅という人が「ミーツ・リージョナル」の元編集長として紹介されている。

-江さんにとって、居心地のいい場所はどんなところですか。

という質問に

「地元、です。『私はなぜ、あなたではない私なのか』ということと、『ここはよそではない。他ならぬここだ』ということが感じられるところ。生まれた岸和田も、事務所があるここ中之島も、住んでいる神戸も、地元です。」と言って、前は嫌いだった東京にも友達が出来て、浅草の友達に浅草に連れて行ってもらったら最高だと書いてある。

関西にはすごい人がいるなあって、驚いた。

僕は江さんの町を見る見る目線に強く共感する。

そして自分の同世代にこんな人がいるとは、まだまだ日本中にはたくさん面白い人がいるんだろうって、うれしくなった。

「東京の手仕事」と江さんは、日本中に増殖するショッピングセンターに対抗するために、僕たちがやるべきこと。

それは、取り替え不可能な人と町、その魅力を発見する、地道な努力から始めなきゃいけないと教えてくれている。

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