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2009年7月12日 (日)

松戸の路地に江戸の庶民文化が息づいている

先週の日曜日だが、朝日新聞のちば東葛面にふと眼をとめると「天丼屋の2階に寄席」という文字が躍っている。

天ぷらやではなく、天丼屋という業種が珍しいので、即座に関宿屋だとわかった。

関宿屋の2階に「席亭 宇」という寄席を作って、田辺一鶴さんやお弟子さんが来て公演するというのだ。

私にとって「小さな町の不思議な空間」は大切なテーマである。

場所が、最近なじみになり始めた松戸の古町で、大好きな手打ち蕎麦の関やどの姉妹店である天丼屋の2階。

これは私の好みの空間が出来ると思い、いそいそと関宿屋に出かけた。

店の前は大騒ぎになっているかと思いきや、松戸らしく静かで、店に公演のポスターが貼ってある以外はふだんとかわらぬ風情だ。

徳川時代の江戸の町では、風呂屋や飲食店の2階が寄席や集会所といった公共空間として使われたらしい。

際物屋の八嶋さんによれば、諸国の物産が集まる松戸は舟運による交易で江戸日本橋とダイレクトにつながっている町だったので、北千住あたりよりも江戸の影響が強いという。

杉浦日向子の言葉を借りれば、松戸に「こんなところで、江戸の庶民文化がしたたかに息づいている。」(「ソバ屋で憩う」より)といった気分だ。

夜の公演は見に行けないが、そのかわり、席亭宇の近所、同じ系列のギャラリー宇で、歌川豊國の浮世絵展をやっているので、行ってみた。

本物の浮世絵を見るのは北斎展以来のこと。

刷り色が鮮やかで、美しいので、驚いて、案内の人に尋ねると、その人はギャラリーヌーベルの鈴木昇さんだった。

どっかで会ったことがある人だと思い、話し込むと北野道彦賞を受賞された鈴木さんだとわかった。

共通の知り合いも多く初めて話をしたのに、何年も前からの知人でもあるかのように話が弾んだ。

対岸の三郷から松戸に引っ越して早5年が経つ。

一人も知り合いのいない松戸だったけど、いつの間にか多くの友人・知人を得たことに気づいて、ちょっとうれしくなった。

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