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2009年6月27日 (土)

東京の雀

早朝、御茶ノ水駅のホームで電車が来るのを待っていると、足下で小さい生き物がちょんちょん飛び跳ねている。

雀である。

人間を警戒して用心深い雀が、不思議なことに自分の足下でえさをついばんでいる。

猫・蛙・雀というのが、自分の好きな動物トップスリーだが、最近はメダカやミノムシと同じように、蛙や雀も激減しているらしい。

子供の頃、身近で、日本中どこにでもいる雀はさえない色彩の貧乏くさい鳥で、鮮やかなインコなど外国の鳥と比べて、美しいとは思えなかった。

ある本で、雀を好きだった杉浦日向子が、東京の前身、江戸の色彩感覚は、上方の絢爛豪華な色彩感覚に対して、雀の色が基本だというのを読んで、目から鱗がおちたことを思い出す。

それ以降、スズメの色を可憐で、質素で、日本の風景になじむ美しい色だと思うようになった。

この三、四十年で東京近郊の風景も変わった。

以前なら保護色だったスズメの色が、原色に彩られた郊外のニュータウンでは、外敵に見つかりやすい色になってしまったのだろうか。

江戸時代に掘られた神田川の渓谷周辺は緑豊かで、明治時代の面影を残す建物が数多く残る都心のお茶の水界隈の方が、郊外よりもスズメにとって住みやすい場所になっている。

もしかするとそんな逆説もあるのかしらと、複雑な気持ちになった。

      我と来て遊べや親のない雀       一茶

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