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2009年6月10日 (水)

「本当にふざけた人だったよね」って言われたい

何年か前に「江戸を楽しむ会」という集まりを主催していたが、いろいろ事情があって自然消滅状態になっている。

復活の話は何度も出たし、協力しようという人もいないわけじゃないが、どうも気が進まなかった。

ところが、最近持田叙子→荷風→杉浦日向子へといくつかの本を読み進めてきて、なんだかむずむずしてきた。

町暮らしに必要な心遣いを教える「江戸しぐさ」とかいうもんが一時期もてはやされ、当時一緒にやっていたの仲間も影響されたが、そんな道徳的なもんと一緒にされるのが嫌だった。

学生時代じゃないんだから、はなっから勉強モードで江戸の情報を集めまくるということには興味がない。面白そうなことは自然と頭に入る。

江戸趣味だの、徳川時代の正しい歴史にも本当はあんまり興味がない。

なぜなら、僕は昭和のロック少年だから。それで十分だから。

それが、ライ・クーダーやトーキング・ヘッズを聴きながら徳川時代の江戸という町の暮らしを紹介する漫画を書いていた日向子さんに共感する所以だ。

時勢への批判をお茶目な笑いのオブラートにくるんで、ふざけた、お馬鹿な文芸を展開した戯作者たちの世界と、それを読んで、明るい絶望感にひたりながら精一杯人生を楽しんでいた父祖たちにシンパシーを感じた。

沖縄にあこがれつつも、どこか手応えのなさを感じていた自分は、遠く離れた西国の沖縄に飛ぶより、子供の時に住んでいた東京台東区の隣近所で、かつて暮らしてにいた江戸人たちに会いに行きたいと思った。

同じ町といっても幕府の瓦解から140年以上の歳月が流れている。

よき水先案内人が必要だ。

だれかいい人がいないかと探していたら、杉浦日向子と永井荷風を発見した。

戯作者モードで遊びたい。江戸の勉強なんざくそくらえだ。

日向子流に言えば「本気でちゃんとしたくない」んだ。

一生が終わって、棺桶のふたが閉じたときに「本当にふざけた人だったよね」って、みんなで思い出してくれれば、身に余る光栄だ。

(注:コイズミだの、アソーだのを見ていると、今の世の中、まじめにやるべき一番偉い人が、国民の誰よりも一番ふざけているような気がしてならない。)

ふざけていいのは庶民の特権だよ。

税金で食べてる政治家がふざけてどうする。

現世には夢を持てない庶民の、最後の武器がふざけること。

それがわかりゃ、自殺なんてしないですむ。

そんな気持ちで、新しい集まりを始めたくなった。

今度の今度こそ、失敗しないように、ちょいと頭を使ってね。

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