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2009年6月20日 (土)

歌川広重が永谷園だけじゃないことを知った日

「サライ」という雑誌がある。

小学館から出ている中高年向け雑誌で、ずいぶん前に父が定期購読してる頃は、借りて読んだものだが、最近は縁遠くなっていた。

「サライ」を読むほどの年寄りじゃないぜ、という強がりもあった。

ところが昨日本屋にいったら表紙に「浮世絵の見方」とある。

最近何度目かの「江戸がマイブーム」状態なので、思わず購入してしまった。

北斎vs広重二大絵師徹底比較という特集がとてもいい。

特に広重。

北斎は2005年に上野の東京国立博物館で行われた展覧会にも行ったし、ちょっとは知っているつもりだったが、広重は永谷園のふりかけに付いていた名画カードのイメージが強くて、田舎っぽい絵師の印象があった。

ところが、これ見よがしで自我がムキだしの北斎の作品より、広重の方に江戸を強く感じてしまった。

通じゃないので、浮世絵師の中では初心者向きといわれる鈴木春信が好きだが、一番好きな浮世絵はというと「サライ」にも載ってる『名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣』という作品で、よく考えるとこれって広重じゃん。

永谷園とこの作品が頭の中で結びつかなかった自分の愚かさがいやになる。

どんな作品かは「サライ」で見て欲しいが、北斎と広重の違いは黒澤明と小津安二郎の違いとでも言おうか。

平凡な風景の中に鋭く切り込んでゆき、想像力を刺激するドラマチックな風景として作品化する能力が素敵だ。

浮世絵の世界はまだまだ深い。

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