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2009年5月23日 (土)

「梧桐病に気をつけて」を書きながら考えた

友の会には文章講座があって、そこでがんばった人は梧桐賞という賞が与えられる。

学生時代劣等生で、賞状だの花束だのとは一生無縁だと思っていたのに、「今年の梧桐賞はイシーさん」ということになり、機関誌の「におどり」に載せるから、受賞の感想を文章にするようにと頼まれた。

「受賞だけでも決まり悪いのに、感想文なんて勘弁してください」と断りたかったが、敬愛する「千葉の建築探訪」の中村哲夫先生からの依頼では断るわけにもいかず、240字でどんな気分を表現しようかと考え、「梧桐病に気をつけて」という小文を昨日脱稿したのだが、執筆中に気づいたことがある。

それは「自分には偉い人になりたいという向上心が欠如している」っていうこと。

少なくとも20代のころは人並みに向上心があったような気がする。

それが決定的に変わったのは、三十歳になって、BGMに一日中サザンオールスターズのエンドレステープが流れている下町のコンビニエンスストアで、昼夜関係なく働いて、24時間動いている東京の町の人間模様をレジの後ろから見るようになったからだろうな、多分。

20年前にコンビニを辞めて、いまは普通の会社に勤めているが、小岩と堀切菖蒲園や八広や玉の井にある店で過ごした日々の中で得たものは大きい。

一方向へ向かうだけの単純な向上心は失ったが、東京と町と人々の多様な暮らしぶり、そして近くを流れる川、いままで気づかなかったものに眼が行くようになった。

そして、好きなものや好きな人たちに囲まれて、その日その日をのんべんだらりと、杉浦日向子が描く江戸人たちのように「明るく、楽しく、元気よく」暮らしてゆきたいと願うようになった。

ただひとつだけ、向上心とは違うが、この20年間でくせになったのは、文章を書くこと。

そして文章を書くために、両方の眼を見開いて、世の中をよく観察し、記録すること。

ほとんど金のかからぬ、多分一生続くであろう生活習慣である。

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