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2009年4月11日 (土)

『ごくらくちんみ』を越える作品に出会いたい

年度末の忙しさに紛れて、最近本を買っていないので、無性に買いたくなり、吉祥寺の啓文堂で田中優子『春画のからくり』ちくま文庫、半藤一利『荷風さんの戦後』 ちくま文庫、雑誌「レコードコレクターズ」最新号、雑誌「サイト」などをまとめ買いした。

復刻したJJの(婦人雑誌じゃないよ)スクラップブックも買いたかったけど、全巻まとめ買したくなったとき後悔しそうで、手が出なかった。

相変わらずの偏った読書傾向である。

ホントは小説を読みたいんだけど、なかなかゾクゾクするような作品に出会えなくて、好きな作家の範囲が今ひとつ広がらない。

去年はいろいろ読んだけど、すこおしゾクゾクしたのは堀江敏幸『雪沼とその周辺』くらいだった。

あとはしいてあげれば丸山健二の『夏の流れ』と永井龍男『秋』くらいか。

杉浦日向子の遺作超短編集『ごくらくちんみ』を越える作品を読みたいのに。

明るいのに、切なくて、読み進めるうちに、今日生きていることを神に感謝してしまうような『ごくらくちんみ』は極上の作品だった。

『ごくらくちんみ』がなくても、日向子さんの残した作品群は立派なものだけど、最後に書いたのが『ごくらくちんみ』で(『四時のおやつ』はアラーキーの撮った凄艶なポートレートのみ最新)、終止符をうった。

あまりにも見事な人生の締めくくり方にため息がでる。

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