手賀の丘公園は意外な穴場だと思う
以前、旧沼南町にある大井の晩鐘と旧手賀聖堂を取材にいったことがある。そのときに、近くにずいぶん大きな公園があるなあと思って、気になっていた手賀の丘公園に行った。
その規模は地図で見ると、あの巨大な船橋のアンデルセン公園をはるかにしのぐ。1.5倍くらいありそうだ。
沼南町(現在は柏市の一部)というマイナーな自治体が作ったので、ここいら(松戸の江戸川沿い)では無名だが、駐車場はタダだし、バーベキューは出来るし、東葛地域の公共施設の中でもかなり満足度が高い部類にはいる。
なかでも素敵なのは二つある展望台から手賀沼を一望できること。
天気のいい日には筑波山も見えるそうである。
吊り橋もなめていると、意外に揺れるので結構怖い。
おかげで娘は大よろこび。家族連れにはおすすめのスポットだ。
桜はだいぶ散ってしまったが、花がきれいだったので写真を撮りまくった。
公園のあとは、近所にある今井の桜を見に行った。
意外にも車が2~30台ほど駐車して、バーベキューグリルなんか使っている集団もいる。
はっきり言って興ざめだった。
シートを広げるのですら、だめだよ。ここは。
美しい里山風景が台無しになる。いわゆる観光地じゃないんだから。
農家の人の仕事場である農道に立ち入らせてもらうんだから。
謙虚な気持ちで風景を楽しんだら、速やかに立ち去らないといけない。
だから写真は撮ったけど、載せない。
いまいましげに花見客をかき分けて走りまくるトラクターのおじさんに心から同情した。
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