交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« イチゴ畑は永遠に | トップページ | 春の出番がきた »

2009年3月 8日 (日)

命に乾杯。人生は一度きり

数日前の朝、何気なくリンゴをかじったら、口の中に妙な感動が広がった。

リンゴの中に閉じ込められた大自然とか命とか、もしかするともっと霊的なものなのか、なんと呼ぶのかわからないが、その瞬間は単なる栄養価の高い食べものを食べているのではない、強力なパワーを丸ごといただいているという実感があった。

食べることが、人間以外の生き物を殺して、命をいただいていることなんか、子供の時分から漁師だった祖父にたたき込まれてきたので、十分にわかっているつもりだったけど、リンゴを食べてそんな気持ちになったのが、不思議で、とても興味深く感じた。

前置きが長くなったが、「杉浦日向子の食・道・楽」が文庫本で発売されたので、単行本を持っているのに買ってしまった。

以前読んだときは、ちょっと物足りない気がして、途中で放り出した本だ。

ところが今度読んだら、途中で熱いものがこみ上げてきて、ちょっと困った。

「おや、まあ、なんていうことだ」

食べること、生きることについて、がんに冒されて余命幾ばくもない女性が書いた魂のエッセイだった。

死後に本になったので、そうは言いたくないけど、日向子さんの最高傑作かもしれない。

好きな箇所を一カ所だけ紹介して終わりにしよう。

「時は過ぎ、人は老いる。時は止められず、過去には戻れない。リセットできないからこそ、今を見つめたい。命に、乾杯。人生は一度きり。

自分にとっての大切な節目には、たっぷり、酔おう」

BGMには日向子さんの好きだったザ・バンドの「アンフェイスフル・サーバント」を聴きながら…。

哀愁をこめて歌っているリック・ダンコもいまはもういない。

« イチゴ畑は永遠に | トップページ | 春の出番がきた »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 命に乾杯。人生は一度きり:

« イチゴ畑は永遠に | トップページ | 春の出番がきた »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31