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2009年3月16日 (月)

ネコが邪険にされず、のんびりと暮らせる町

ずいひつ「流星」の辻野さんが、わたしならきっと気に入るからと、毎日新聞に載った関川夏央のエッセイを送ってくださった。

「ネコと待ち合わせる駅」というタイトルで、流鉄の鰭ヶ崎駅のことを書いている。

無駄のない、飄々としたして、さりげないユーモア感覚にあふれた文章は、軽いタッチなのに心の奥底に迫ってくる、お手本にしたいような名文だった。

東葛飾の住民としては、鰭ヶ崎が「ネコが邪険にされず、のんびりと暮らせる町」で、「そういう町にめぐりあうのも私の趣味」という部分は特にうれしかった。

ところで、このネコはわたしも見たことがある。

東福寺の取材に行った帰りに、娘と二人鰭ヶ崎駅で見かけたネコだと思う。

体中傷だらけの身体障害があるネコで、もはや野良猫としては生きる力もなく、駅周辺の住民の方々の善意で生きているいわゆる「もやいネコ」のようで、その汚らしい顔が不思議に神々しく見えたので、印象に残っている。

そんな日常的な風景を、名カメラマンのように、さっと切り取って記事にする作家の力量を改めて感心させられた。

そして、いつも応援してくださる辻野さんに心から感謝である。

同封された辻野さんのコメントが掲載された記事に、船橋のタウン誌が終刊になった旨、記されている。

あの「谷根千」も終わりになるらしい。

本が売れない時代、本が売れる売れないという前に、わたしたちは日本語の語彙の豊かさ・面白さをもっと、もっともっと伝えてゆかなくてはいけない。

荷風さんの「日和下駄」と「断腸亭日乗」を読んで、そんなことを考えた。

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