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2009年2月14日 (土)

自分で本を創る楽しみ

数年前のこと、外神田にある製本工房に和綴じの本作りを習いにいったことがある。

どんな人が参加するのだろうと、興味津々であったが、10名程度の参加者のうち、自分以外は全員女性、しかも30代くらいの若い女性が中心である。福田恒存のような頑固なおじいさんが来るのだろうと身構えていたが、拍子抜けした。

それはさておき、和綴じに挑戦したのは、ハードカバーの上製本など自分ではできないと思い込んでいたからだ。

今週の日曜日に中村哲夫さんによる手作り本の講座があった。

中村さんは先般書いたようなマルチタレントである。

製本のプロというわけではなく、旅行作家兼グラフィックデザイナーというユニークな立ち位置にいる人ならではの、大変楽しい講座だった。

中村さんは製本術ではなく、手作り本作りの楽しさを教えてくれた。

雑誌の切り抜きを自分オリジナルの手作り本にする方法や、タイポグラフィーの基礎まで、3時間があっという間に過ぎた。

絵本作家の五味太郎が去年朝日新聞で「自分を表現する方法を知っていれば、子供は生きてゆける。だからそれを教える場所があるいい」といった趣旨の発言をしていた。

きっと大人も一緒だろう。

この世にたったひとつでもいいから、自分を表現する何かが残せれば、ほんのりと幸せな気分になれる。

生きていてよかったという気持ちになれる。

若いときに数え切れないほど著作を刊行した中村さんは、わたしたちにとても大切なことを教えてくれた。

何よりもそれがうれしい。

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