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2024年5月12日 (日)

ぼくは好きなことしかやらないので、公私混合でいつも遊んでいる感じです。

大忙しの4月はあっという間に過ぎ去り、ぼくには関係ないけどGWも終わって、すこし落ち着きを取り戻す5月12日の日曜日です。

4月から自宅書斎ときどき私設図書館を開館しました。

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さらに地元の自治会役員、郷土史研究の松戸史談会の会員になっただけでも、大きな変化なんだけど、それ以上に大きな変化は流山市立博物館友の会の事務局に入ったことと、会報「におどり」の編集委員になったことで、一気に役職が増えました。

さらに、常盤平の本屋さんBREAD&ROSESさんが始める読書会をお手伝いしたり、柏で読書を広める活動をしている団体のスタッフになったり、いろいろ引き受け過ぎかなあとも思うんだけど、まあ、ぼくは好きなことしかやらないので、公私混合でいつも遊んでいる感じです。

それから、まだ検討中の段階なので詳細はここには書けないのですが、長年作りたくて色々画策しては挫折を繰り返してきた「まち歩きハンドブック」に、スポンサーと協力スタッフがつく可能性が出てきて、希望の光が見え始めました。

ライフワークというには大げさですが、10年以上作りたくて、協力者を探しては挫折してきたプロジェクトなので、今後数年間はこちらの仕事が自分にとって一番重要な仕事になるでしょう。

いっけん真面目な話ばかりになってしまったのですが、個人的には上記の通り、いつも遊んでいる感じです。

なにか、自分なりの工夫が出来ないか、そのことばかり、四六時中考えていると、仕事と遊びの境目がなくなって、精神衛生上すごくいい。

サラリーマン時代には、「余計なことを考えるな!」と、偉い人に怒られてばかりの40余年間でしたが、いまはもう、誰もぼくの邪魔をする人がいなくなって、視界は良好、ストレスゼロの毎日が続いています。

自分なりの工夫といえば、ロックだとジミ・ヘンドリックスだよなあって、最近気が付きました。

以前はうるさいだけで、ちっともいいと思わなかったのに、J-WAVEの番組ビブリオシカで聴いたら、妙に気に入ってしまって、時々聴くようになりました。

予定調和を粉々に砕くような、独創的なギター・プレイはニューロックと言われた時代ならではの刺激に満ちていて、煮詰まった時に聴くと頭がリフレッシュされます。本日は「パープル・ヘイズ」です。

 

 

 

 

 

2024年4月 9日 (火)

2つの大きな出会い

あれよあれよと言う間に、年度が変わって、本日は4月9日。

「自宅書斎ときどき図書館 本とカタツムリ」は二週目に入りました。

一昨日、4月7日にパレット柏3階で「本と花の広場」というイベントに参加してきたのです。

イベントだとか、マルシェだとか、那須高原で活動していた時は、年中行事のように参加していたような記憶があるんですが、コロナ禍もあったので、3年ぶりの活動になりました。

那須での活動をおしまいにして、東葛飾エリアに戻ってきてからは、那須高原にいたような仲間もいなかったので、誰からも誘われず、

ひとりでアレコレ悩むだけで、何かを始めるきっかけもつかめず、仕方なくコツコツとDIY作業を積み重ねて、自宅書斎を改造してきました。

たまたま、Kさんという本好きのイラストレータと知り合うことが出来て、シンボルマークの制作を通じて、一気に世界が広がり、こうして書斎を図書館として開くことにつながっていったのです。

那須でもOさんというアーティストと知り合って、世界が広がったわけで、たった一人の人間の持つチカラを改めて痛感しているところです。

内容は「本と花の広場」で検索してもらえれば、たくさんヒットするので、ぼくの撮った下手な写真を載せるのはやめましょう。

とにかく、自分は塞ぎ込んでいたわけでもないのに、にっちもさっちもいかなくなってた状況をブレイクスルーするきっかけを作ってくれたKさんに、深く感謝したいと思います。

そして、もう一人、このブログで紹介していなかったキーパーソンが常盤平の本屋BREAD&ROSESの鈴木祥司さん。

本屋BREAD&ROSES

経営会議にも参加するほど応援していた那須ブックセンターが消えて、深い喪失感に立ち直れなかった僕にとって、松戸市内にセレクト系の本屋さんが出来たのは、久々にもたらされた福音でした。

Kさんと鈴木さん、この数ヶ月で2つの大きな出会いがあって、那須高原で出来なかったことを東葛飾エリアで出来るような手応えを感じています。

本日のBGMはなぜか、わからないけど、時々聴きたくなる ローラ・ニーロの "Oh Yeah Maybe Baby”

 

 

 

 

 

 

2024年2月26日 (月)

ぼくのPERFECT DAYS

柏にあるキネマ旬報シアターという小さな映画館でヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』という映画を見た。

事前に予約したときはガラガラだったが、土曜日なので、ある程度混んでるかなと考えながら映画館にゆくと

ほとんど満席でビックリした。

暗がりでよく見えないけれど、年配の客が多い気がする。

そうなのだ。この映画は60代以上じゃないと楽しめないかもしれない。

というのも、まず役所広司演じる主人公がカーステレオで聞く曲がそのまま、映画音楽になっているのだが、リリースされた年代が1960年代から70年代前半に集中している。

そして、年齢を重ねて、普通の日常生活の中で発見する小さな出来事に目が行くようになって、初めて主人公に感情移入できるタイプの映画だということ。

2年前に大きな組織から卒業して、那須高原の活動も終わらせて、昨年からマンション管理員として一人で働き始めたら、それまで見落としていた日々の変化に敏感になって、何でもない一日が愛おしく感じられるようになった。

例えば自宅の小さな緑地に咲いているこんなアジサイの花たち。

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数は少ないけど、時々通うお気に入りの場所も出来て、決して裕福ではないけれど、毎日が地味に充実している。

こういうのがPERFECT DAYSというのかもしれないな。

本日のBGMはルー・リードでPerfect Day

 

 

 

 

 

2024年2月 6日 (火)

私設図書館「本とカタツムリ」の計画がやっと動き出しました。

「始める」「始める」と言いながら、多忙に紛れて延び延びになっていた私設図書館「本とカタツムリ」の計画がやっと動き出しました。

いまの予定では4月1日(月)13時にオープンします。

友人、知人にはハガキでお知らせする予定です。

自分1人では、その都度やりたいことに翻弄されて、迷走してしまう。

読書好きイラストレーターのKさんという女性が、助けてくれて、方向性が定まって、一気に軌道に乗った感じです。

Kさんに、深く感謝します!

で、Kさんが書いてくれた「本とカタツムリ」のマークがこれです。

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松戸、流山など東葛地域を中心に、本好きな人たちを繋げてゆくような活動を、地道に展開してゆきたいと思います。

今日のBGMはジョニ・ミッチェル「ア・ケイス・オブ・ユー」

 

 

 

 

2023年12月20日 (水)

ぼくたちが自治意識を取り戻すためには斎藤さんが言うような「リーダーフルな状態」を作り出す必要があります。

雑誌LEONのサイトに掲載されている経済思想家斉藤幸平さんの記事が面白いのです。

内容的には『コモンの「自治」論』とかぶるのですが、話し言葉で書かれていて、

本の説明よりも分かりやすいです。

斎藤幸平さんは言った。「オヤジさんはお金儲けを目的としない集まりを探すべし」

内容の一部を引用すると、以下の通りです。

地方自治でも、首長や役所のえらい人の命令は絶対というトップダウン型じゃ意味がない。
ただ、水平的な関係を強調しすぎて組織的な動きが作れないのもおかしい。
「斜め」のアングルがベスト。
斜めというのは圧倒的なカリスマ性のある人物が率いるのではなく、一般市民にとってそれほど高みではないところから、リーダー的な存在がポコッと出てくるようなイメージです。
しかも一人ではなく複数人、それぞれが得意な分野を担いながらかわるがわるリーダーシップをとる。
私はそれを『リーダーフルな状態』と呼んでいます」(斎藤)

ぼくのお祖父さん世代までは、日本人の大半は農民など第1次産業に従事する自営業でしたが、

現代人の多くはサラリーマンとして、大きな組織に所属していて、

トップダウン型の社会集団が当たり前になって自治意識が薄れつつあります。

ぼくたちが自治意識を取り戻すためには斎藤さんが言うような「リーダーフルな状態」を作り出す必要があります。

そのための「はじめの一歩」がタイトルにあるような「お金儲けを目的としない集まり」に参加することだというのです。

そう考えると、自分は「お金儲けを目的としない集まり」ばかりやっています。

例えば流山市立博物館友の会という団体は、東葛地域を拠点にした文化運動の団体です。

そして、数年前までは大御所である創立メンバー数名の強力なリーダーシップで運営されていたけれど、

最近はリーダー方々の高齢化が進んで転換期に来ているように思います。

一見、ピンチに見えますが、「リーダーフルな状態」に移行するための、過渡期だという見方も出来るような気がします。

「リーダーフルな状態」なかなかチャレンジングな課題ですが、来年は本格的に取り組んでいきたいと思います。

今月は12月なので、BGMははっぴいえんどの「12月の雨」

 

 

 

2023年11月25日 (土)

「世界で最初に飢えるのは日本」でもいいのかな?

先週、松戸市民劇場ホールで行われた東京大学鈴木宣弘教授の講演会にスタッフとして参加した。

講演会のスタッフは初めての経験なので、それはそれで刺激的だったのだが、それ以上に刺激的だったのが、鈴木教授の講演内容である。

タイトルは「世界で最初に飢えるのは日本」というもの。

当日の講演は1時間ほどあるので、エッセンスを短縮した別の動画を紹介しておきます。

食と農と命を守る~分断を排し共生へ~

 先生の話を聞いて、食糧自給率が危機的な状況だということが、よく分かった。とくに心に刺さったのが以下の部分。

消費者の立場、市民の立場から頑張っている農家さんとともに自分も一体化して、生産にも関わり、耕作放棄地はみんなで耕す。

そして出来たモノをみんなで食べて支えてゆく。

安全安心な食料をみんなの目で確かめながら、自分も作る。そして食べる。

生産者・消費者の区別をなくして、一体化して地域、地域でそういう風なコミュニティ、ローカル自給圏と言えるようなコミュニティ、ネットワークを作るということをみんなでやらなきゃいかんのじゃないか。

我が家は親の代に、東京に出てきて、ぼくは首都圏で育ったから農業には関わったことがない。

生まれてこのかたずっと、消費するだけで、向こう側にいる農家や酪農家のことは深く考えてこなかった。

サラリーマンの家に生まれて、食料はお金を出して買うので、輸入モノの野菜より、国産品の方が安心という程度の認識しかなかった。

「ローカル自給圏と言えるようなコミュニティ、ネットワーク」をどうやって作ってゆくのか。

今すぐに考え始めよう。

本日はBGMはニール・ヤングが遺伝子組み換え作物のタネを開発し、生産するアメリカの巨大企業モンサントを批判したアルバム『モンサントイヤーズ』から、タイトル曲を。

 

 

 

2023年11月16日 (木)

地元の出版社がある幸福や安心感は、崙が消えて初めて分かった。

11月12日の朝、朝刊を開いたら、ちば版のページに「ひとりの出版社 世界を変えたくて」と見出しが目に飛び込んできて

堀郁夫さんという若手の編集者が流山で出版社を立ち上げたという記事を発見した。

郷土出版の崙書房出版が消えて4年あまり、地元の本屋や古本屋も次々に閉店している。

コロナ禍が始まってからは、東京に行くのが億劫になり、サラリーマンを卒業して定期券もないので、池袋ジュンク堂通うこともなくなった。

そうだ!応援する会メンバーとして経営会議にも参加していた那須ブックセンターも2021年末に閉店したんだった。

ぼくが那須から引き上げたのは、それも大きな理由のひとつ。

先日、参加した東葛出版懇話会では、暗い話題ばかりで、ため息をつく老人の会といった雰囲気が漂う。

こうして、ぼくの回りの本を取り巻く状況は、寂しくなるばかりだ。

そんな状況だっただけに、流山おおたかの森で図書出版みぎわさんが開業したというニュースに心躍った。

記事によれば、今後は千葉や流山に関する本の出版も計画するという。

図書出版みぎわ

試しに、3冊ネット上のみぎわ書店から購入したら、「こんな本が作りたい!」リストがあって、僕の好きな本も2冊選ばれている。

そして、本の装丁のセンスがいいことに驚いた。

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平野甲賀が大好きで、大枚をはたいて彼が開発したコウガグロテスクまで購入したくらい、ぼくは装丁にこだわりが強いのだ。

ぼくの私設図書館本とカタツムリでは、これから図書出版みぎわさんの本はすべて、読めるように揃えてゆきたい。

自分なりに応援はしていたけれど、ぼくたち読者(著者でもある)が崙書房出版を守りきれなかったことを、いまも後悔している。

地元の出版社がある幸福や安心感は、崙が消えて初めて分かった。

だからこそ、今度は後悔しないように、みぎわさんを応援してゆきたい。

今日はロックロックした曲が聴きたいので、だいぶ古いけど、ザ・ローリング・ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」

 

 

 

 

 

2023年9月 5日 (火)

『ヘリテージマネジメント』という本を読んで、目から鱗が落ちました。

夏が終わりますね。

年々、暑すぎる夏が苦手になってきて、ブログを書くのも億劫になります。だから夏の間はブログはお休みしてました。

冬は寒くて辛いので、最近は、夏になる前の梅雨時が一番好きだったりします。実に不思議です。

それはさておき、大好きなバスケットボールのワールドカップも終わってしまい、仕事に頑張る季節が到来しました。

現在、たくさんの仕事を抱えていて、バタバタしていますが、前回も書いたように、流鉄およびその周辺地域の研究はライフワークとして、細く長く取り組んでゆくことにしました。

この夏は、割と多くの本を読みましたが、

松本茂章編著『ヘリテージマネジメント』(学芸出版社、2022)

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に一番刺激を受けたかな。

サブタイトルが「地域を変える文化遺産の活かし方」で、まちづくりやエリアリノベーションと、文化遺産の継承は別物と考えていた自分の浅はかさに気づかされ、目から鱗が落ちました。

ヘリテージマネジメントという言葉だけは、けっこう昔から聞いていましたが、海外の事例ばかりでした。

それが、やっと、日本各地でも事例が出てきて、日本初のヘリテージマネジメントの教科書が昨年出版されたというわけです。

あまりに身近すぎて、気がつかずにいたのですが、流鉄およびその周辺の景観まで含めて、立派な文化遺産なのです。

前回紹介した流山駅におけるmachiminの活動も、ヘリテージマネジメントだと思います。

いままで、地域史や産業遺産や建築まちづくりについて、個別に趣味的に勉強してきたけれど、東葛地域に戻ってきて、流鉄と再会したことで、一気にそれらが一つのテーマとして、目の前に立ち上がってきたような気がしています。

もう少し勉強を進めて、近い将来、それらをまとめて、発表する機会を持ちたいと考えています。

このブログでも、少しずつ、発表したいと思います。

今日の音楽は細野晴臣の「僕は一寸・夏編」です。

夏の終わりにぴったりな曲で、アルバム「hochono house」で、一番好きな曲です。

 

2023年7月15日 (土)

ちば文化資産の追加選定に「流鉄の景観」が選ばれました。(その2)

6月下旬、たまたま、流鉄沿線風景を調べるために、流山駅を訪れたところ、隣接した場所にmachiminという空間がありました。

2018年に出来た当初、中をのぞいたことはあるのですが、何人かの若いお母さんと子どもがいて、ぼくのようなオヤジが立ち入ってはいけない場所のように感じて、すぐに立ち去ったような記憶がありました。

今回は取材モードで訪れるので、遠慮せずに、店番をしている女性に声をかけました。

その方は、佐藤恵美さんといって、「散歩の達人」4月号でも紹介されていた「本みりん研究所」の調理担当の方でした。

最近、みりんについて調べていて、その雑誌も読んでいたので、いろいろと話も弾み、ぼくの頭の中で、machiminを運営するWaCreationや代表の手塚純子さんが紹介されていた大西康之『流山がすごい』に繋がってゆきました。

そして、手塚純子さんの著書『もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら』を買って帰り、読んでいるうちに、気がついたのです。

流鉄に不足していた

③新たな視点を加えたものか⑤保存・継承する取組がされているか⑥見聞・体験できる機会が確保されているか

は、machiminの登場によって格段にパワーアップしたことを。

machiminに行けば北野道彦『総武流山電鉄の話 「町民鉄道」の60年』が読めます。

大きな半円形の窓から車庫で待機している電車を間近に見ることが出来て、洗車する様子まで見られます。

ふつう、電車はブラックボックス化していて、運行していない時の電車をみることは難しいですよね

もちろん、オリジナルの流鉄ノベルティグッズだって、買えます。

そして、景観という点なら、アーティストインレジデンスと言って、英国のアーティストクレア・ウォーレスさんが流山にホームステイして描いた「約100メートルの流鉄壁画」は、流鉄周辺の新風景と言えます。

 

ちなみに千葉県のウェブサイトに載っていた「流鉄の景観」のキャプションは以下の通りです。

流鉄は白みりんの醸造などで栄えた流山本町とJR常磐線の馬橋駅を繋ぐ5.7kmの鉄道です。大正2年(1913年)に流山の商人らが中心となって発起し、住民等が出資して出来た鉄道です。単線を2両編成の電車が走行する沿線は、昔は雑木林や農地が広がっていましたが、現在は宅地化が進みました。

これは、どう読んでも、沿線の景観を評価したとは思えないでしょう。

選考して選ばれた「銚子電鉄」「いすみ鉄道」「小湊鐵道」はマスメディアにもしばしば取り上げられるほど、

③新たな視点を加えたものか⑤保存・継承する取組がされているか⑥見聞・体験できる機会が確保されているか

の三点について、さまざまな取り組みを行っていることは、ご存知の方も多いと思います。

今回、ちば文化資産に選ばれたことで、「流鉄の景観」を存続させることは、周辺住民のミッションになったような気がします。

ぼくは以前に、流鉄の沿線をレポートした本を執筆したことがあります。

個人的にも、これからやるべき、たくさんの仕事を見つけてしまいました。

ひとつずつ、地に足をつけて、取り組んでゆきたいと思います。

 

本日のミュージックはトム・ウェイツの"ol'55"です。イーグルスもカバーした名曲だけど、聞き比べるとやっぱりオリジナルの出来がすさまじい。もし、居酒屋で飲んで、酔っ払って流山駅のホームで電車を待っている時に、この曲が流れたら、不覚にも泣いてしまうかもしれないな。

ちば文化資産の追加選定に「流鉄の景観」が選ばれました。(その1)

今年の3月、千葉県誕生150周年を記念して、2018年に111件選定されていた「ちば文化資産」に39件を追加選定したそうです。

その中には、ぼくの家の近所を走る「流鉄の景観」が含まれています。

「流鉄の景観」ってどういう意味なんでしょうね。

ひとまず流鉄及びその沿線風景と推測して、馬橋駅から流山駅まで線路沿いに歩いてみました。

実は15年前にも、歩いたことがあるのですが、当時はまるで深い森に入ってゆくような雰囲気だった鰭ヶ崎駅から平和台駅の間の風景消えました。すっかり宅地化して、新たな道路も開通し、流鉄の存在感が霞んで見えます。

人口が急増して、開発ラッシュの流山市内のエリアでは、仕方ないことかもしれません。

松戸市内の13号踏切から小金城趾駅方面を望む風景は変わらず、線路沿いのひなびた田園風景といったら、ここくらいしか見つかりませんでした。

ということで、「流鉄の景観」の意味が分からなくなったので、なんとなく分かったつもりになっていた、文化資産って、どういう意味なのか調べてみました。

『広辞苑第7版』を調べると、「文化遺産」や「文化資本」という言葉はありますが、「文化資産」はありませんでした。

そこで、千葉県の「次世代に残したいと思う『ちば文化資産』」のサイトの「ちば文化資産とは」を見てみます。

「県内の文化資産のうち、県民参加により選定した、多様で豊かなちば文化の魅力を特徴づけるモノやコトとします。伝統的なものに限定せず、現代建築や景観等、千葉県の文化的魅力を発信するモノやコトを含みます。」

 

これでも、抽象的でなんだか分かりませんね。

さらに、調べてゆくと、追加するちば文化資産を選定する際の評価について、以下の6つの視点があることが分かりました。

①ちば文化の魅力を特徴づける優れた文化資産であるか
②次世代に継承する価値があるか
③新たな視点を加えたものか
④伝統的に受け継がれてきたものか
⑤保存・継承する取組がされているか
⑥見聞・体験できる機会が確保されているか

実は千葉県内の有名なローカル鉄道である「銚子電鉄」「いすみ鉄道」「小湊鐵道」はすでに、2018年の111件に入っており、

我らが流鉄だけが後れをとっていたのです。

ここからはボクの私見ですが、上記の3者は6つの視点を満たしていると評価され、流鉄が選ばれなかったのは、①、②、④は良いけれど、③、⑤、⑥あたりが、少し弱いと見られたのではないかと思います。

流鉄は、TXの開通以来、利用客が減少するなか、懸命な営業努力をしてきました。

③、⑤、⑥への取り組みも行ってたこともボクは知っています。

ただ、流鉄単独の取り組みでは、限界もあったと思います。

それでは111件が選定された2018年と、5年後のいまとは何が違うのだろうと、考えてみましょう。

 

 

 

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